フリーランスプログラマーに必要なスキルや年収について

フリーランスプログラマーとして独立するまでの流れ

他の職業と同様に、まずは必須となる知識や技術を習得し、経験を積む必要があります。

1．開発言語を学ぶ

フリーランスプログラマーとして働くために必要不可欠なのが開発言語の習得です。無料の学習サイトもあるので独学でも学べますが、フリーランスプログラマーを目指すのならより専門性の高い知識を得るためにスクールや通信学習などで学んだほうがよいでしょう。

2．ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは日本語で「書類入れ」の意味ですが、IT業界では「今までの実績やスキルを証明する成果集」を意味します。

エンジニアのポートフォリオには、オリジナルのWebサイトやアプリなどが挙げられます。作成する際にとくにルールはありませんが、需要の高い言語やフレームワークなどを使用すると、仕事の受注につながりやすくなります。

3．仕事をして実績を積む

どんなに才能があっても、実績が無いと大きな仕事の依頼を受けることはまずありません。未経験の方はとにかく実績を積むことが重要です。テスト業務など単価が低い仕事であっても、自分にできる案件を積極的に引き受けて実績を積みましょう。

フリーランスプログラマーに必要なスキル

フリーランスプログラマーには、プログラミングスキルとコミュニケーション能力が必須です。

・プログラミングスキル

開発言語を扱うスキルです。基本的な構文の書き方だけでなく、フレームワークやライブラリの使い方も習得しておきましょう。また、一つの言語だけでなく、需要の高い言語をいくつかマスターしておくと、受けられる案件の幅が広がります。

・コミュニケーション能力

フリーランスプログラマーは顧客とのやり取りが必要となるので、高いコミュニケーションスキルが求められます。簡潔にそして倫理的に考えを伝える能力を養いましょう。

フリーランスプログラマーの平均年収

フリーランスプログラマーの収入は、他のクリエイティブ系のWebデザイナーやコーダーと比較しても高い傾向にあります。

プログラマーの掲載案件は月額40万～60万円の案件が多く、フリーランスプログラマーの平均年収は約600万円と考えることができます。需要の高い言語が使用できる、あるいは1人でフロントエンドとバックエンドの両方に対応できる場合は、さらに高単価の案件を受注できるでしょう。

フリーランスプログラマーは実力主義

フリーランスプログラマーはスキルや実績によって年収はかなり異なるので、実績を積めば年収を上げていくことができます。

反対に実力が無ければ仕事の依頼はこないので、年収100万円以下のフリーランスプログラマーもいます。当然のことながら、未経験でフリーランスプログラマーとして働いた場合、はじめから高額収入を得ることは難しいでしょう。