フリーランスエンジニアになるメリット・デメリット！エージェントサービスで在宅ワークも

大幅な収入アップの可能性

企業で会社員として働くエンジニアの場合、案件そのものに付随する報酬のすべてが自身の収入となるわけではありません。それに対して、フリーランスエンジニアの場合、経費を差し引いた報酬のすべてが個人としての収入となるため、自ずと収入が増えるという点がメリットです。

特に、ある程度の高いスキルを身につけている人の場合、フリーランスでも報酬の多い案件を獲得できる可能性が高いです。さらなる収入アップを希望する人にとって、フリーランスへの転向は有力な選択肢となります。

自分の生活スタイルに合わせた働き方ができる

エンジニアに限らず、フリーランスには働き方における自由度が高いというメリットがあります。例えば、働く時間帯や場所は基本的に本人の希望を最優先にして決められるので、生活スタイルに合わせて働くことが可能です。

小さな子どもがいる人や家族の介護をしている人、副業も行いたいという人などがフリーランスエンジニアとして働いているというケースも少なくありません。

自分のスキルに見合った案件を選べる

エンジニアの仕事は多岐にわたり、例えば自身が習得した言語の種類に合う仕事を優先して請け負っていれば、仕事効率の向上やそれによる収入アップも期待できるでしょう。

このように、フリーランスエンジニアには多種多様な案件から自身のスキルに見合ったものを選べるという点でもメリットがあります。特定の分野における作業を得意としているエンジニアの方なども、フリーランスへの転向を検討してみるとよいでしょう。

案件を獲得できないと収入が減る

フリーランスエンジニアは自力で案件を獲得しなければならず、そのための営業活動も行わなければならないことがあります。案件を継続して獲得できないと、当然収入は減ってしまいます。

フリーランスになる前に、具体的な営業手段や仕事を回してくれそうな人や企業とのつながりを作っておくことも大切です。

実際、フリーランスエンジニアには企業で働いていたころの人脈を活かして案件を獲得しているという人も少なくありません。フリーランスへ転向する前の下準備もしっかりと行う必要があります。

福利厚生がない

現状でフリーランスとして働いている人には福利厚生がなく、そのことが働きにくさを感じさせる原因となることがあります。

例えば会社員が加入する雇用保険の場合、フリーランスは加入できません。また、収入がなくなった際の失業給付金の受け取りや再就職のための支援サービスを受けることもできません。

同様にフリーランスとして働く人は労災保険にも加入できず、会社員と比べると様々な点で「保証」が不足するというデメリットも生じます。

報酬の振り込み時期次第で収入が不安定になることがある

会社員として働くエンジニアの場合は毎月給与が支払われるため、収入が不安定になるということはありません。しかしながら、フリーランスエンジニアの場合、報酬の振り込み時期が案件によって異なり、場合によっては振り込みが数カ月後になるということもあります。このことから、フリーランスエンジニアの場合、十分な案件数をこなしていても、一時的に収入が不安定になることがあるという点もデメリットです。