フリーランスエンジニアのお金の管理について解説！副業・フリーの人材募集

フリーランスエンジニアがお金の管理に気をつけるべき理由

通常、仕事に対して支払われる給与からは税金や各種保険料などが天引きされます。企業に勤めている会社員の場合、これに付随する作業は企業側で行ってもらえることから、個人レベルでお金の管理に関わる業務が発生することはありません。

しかしながら、フリーランスエンジニアの場合は、基本的にあらゆることを自分自身で行わなければならず、それはお金の管理に関しても同様です。このことから、フリーランスエンジニアは日々の業務のなかでもお金の管理に気をつけなければならないのです。

お金の管理に苦手意識を持つフリーランスエンジニアが多いのはなぜ？

フリーランスエンジニアのなかにはお金の管理に苦手意識を持っているという人も少なくありません。そもそも、上述したように企業で働く会社員は、仕事の範囲内でお金の管理に煩わされる機会が極めて少なく、特に会社員からフリーランスに転向したエンジニアがお金の管理に苦手意識を感じるのは無理もないといえるでしょう。

フリーランスエンジニアにおすすめなお金の管理方法

フリーランスエンジニアがお金の管理をする場合、まずは記帳と仕訳の習慣をつけるのがおすすめです。それと同時にクレジットカードや銀行口座は2つ作り、事業用と私生活用で使い分けるようにすると確定申告時の手間も省くことができます。

「報酬＝収入」ではない

フリーランスエンジニアには案件に付随する報酬が全額支払われます。会社員からフリーランスに転向した人の場合、この報酬の金額の多さに驚くこともあるかもしれません。

しかし、フリーランスエンジニアに支払われる報酬は、そのすべてが収入になるわけではないのです。案件をこなす上では様々な経費がかかっており、それらの支出は報酬で補填する必要があります。また、税金や各種保険料も報酬から支払わなければならず、「報酬＝収入」という安易な考えを持たないことが大切です。

確定申告も行わなければならない業務の一つ

会社員からフリーランスに転向したエンジニアの場合、それによってはじめて確定申告を行う必要が生じることもあります。確定申告では書類の作成や領収書などの必要書類の用意で多くの時間がかかるため、面倒くさいと感じるフリーランスエンジニアも少なくありません。

しかし、フリーランスとして働く人にとって確定申告を行うことは義務の一つであり、行わなければならない業務の一つとしてとらえることが大切です。

「お金」は自身のスキルやキャリアを示す指標

フリーランスエンジニアとして働いているとお金の管理に煩わしさを感じる機会も多くなります。しかし、フリーランスにとってお金は自身のスキルやキャリアを示す重要な指標であることから、自身のスキルアップやキャリア形成においてもお金の管理は欠かすことのできない重要な仕事であると考えるとよいでしょう。