フリーランスエンジニアは自営業ですので、仕事をする為には自らアクションを起こす必要があります。仕事の獲得方法としては、企業に直接営業をかけたり、人脈を駆使して案件を紹介してもらうといった方法があります。
例えば、企業に直接営業をかける場合、かなりハードルが上がります。ある程度の営業力が必要ですし、短時間でクライアントからの信頼を得なくてなりません。また、人脈においても、人脈を作ること自体はさほど難しいことではありませんが、仕事を紹介してもらうためにはお互いの信頼関係を構築するために時間を要します。
”営業力も人脈もないから自分には厳しいかも”
そんな風に思う方も多いのではないでしょうか?事実として、営業力や人脈がなくともフリーランスエンジニアとして活動している人は多々います。では彼らはどのような方法で案件を獲得しているのでしょうか?
本記事では、フリーランスエンジニアになるための”最短ルート”についてご紹介します!営業力や人脈に自信のない方必見の内容ですので、ぜひ一読ください!
フリーランスエンジニアになる最短ルート
フリーランスエンジニアになる為の最短ルートとは、どのようなことをすれば良いのでしょうか?
ズバリ結論から言いますと、「フリーランスエージェントを利用すること」です。
フリーランスエージェントとは、手数料を支払う代わりにフリーランス案件の紹介や、案件参画をサポートしてくれたりするサービスのことです。よく「フリーランスエージェントを利用すると損をする」という言われることがあります。その理由は、自分が案件に参画し報酬を得た際に、報酬の一部をフリーランスエージェントに手数料として支払う必要があるからです。
では少し考え方を変えてみましょう。フリーランスエージェントの大半は無料で登録することができます。フリーランスエージェントが収益化するまでのフローは下記の通りです。
①エンジニアに自社サービスに登録してもらう ②エンジニアに案件を紹介する ③エンジニアの希望条件に合致した場合、発注者との面談を行う ④エンジニアが案件に参画し報酬を受け取り、その一部を手数料としてエージェントが受け取る ← エージェントの収益となる
このような流れになります。ですので、自分が案件に参画し報酬を受け取るまでは、フリーランスエージェントに支払うお金はありません。ある意味、自分が案件に参画するまでは無料で営業活動をしてくれるとも考えられます。また、考え方によってはフリーランスエージェントは「最も案件を保有している人脈」とも捉えることができ、フリーランスエンジニアにとってかなり良心的なサービスだということがわかります。
これらの理由から、フリーランスエージェントを利用することがフリーランスエンジニアになるための最短ルートだということがおわかりいただけたでしょうか?
エージェントを利用する上でのポイント
前述のようにフリーランスエージェントを利用することが最短ルートだとお伝えしましたが、フリーランスエージェントを利用する前に準備が必要です。ここでは、フリーランスエージェントを利用する際に注意しておくべきポイントをご紹介します。
複数のフリーランスエージェントに相談する
これが最も重要です。理由としては、1つのフリーランスエージェントでは、そのフリーランスエージェントの話が本当に正しい情報なのかを比較することができないからです。フリーランスエージェントも「エンジニアを案件に参画させてんなんぼ」の商売ですので、稀に条件やスキルシートの内容を大袈裟にしている事もあります。
ですので、フリーランスエージェントを利用する際には複数のエージェントの話を聞き、他のエージェントと比較する事で、より自分にあった案件に巡り合う確率が高くなります。また、どのフリーランスエージェントでも、基本的にベースとなるサービスの内容は同じですが、各サービスによって特色がありますので、より自分にメリットのあるサービスを探すのも良いでしょう。
フリーランスエージェントの担当営業の方との相性もありますので、総合的に自分がどのエージェントを利用するかを選定しましょう。最低でも3社以上のエージェントに相談することをおすすめします。
希望の条件を具体的に伝える
フリーランスエージェントを利用するにあたり、希望条件を聞かれます。主に聞かれる希望条件は下記の通りです。
①単価(〇〇万円以上など) ②出社 or 在宅 ③使用言語や現場でのポジション ④案件の内容 ⑤参画時期(いつから案件に参画できるのか) ⑥その他希望
ここで意識しておくことは、あまりにも自分のスキルに見合わない希望を伝えてしまうと、案件を獲得することが難しくなります。ですので、予め自分の希望条件に優先順位をつけておくと良いでしょう。
また、希望条件は具体的に伝えるように心がけましょう。希望条件を曖昧に伝えてしまうと、自分の希望していない案件などを紹介されてしまったりすることがあります。自分の時間を有効に使ったり、エージェントの営業担当者の負担を減らすためにも、希望条件を具体化することはお互いにとってメリットとなります。
最新版のスキルシートを用意する
フリーランスエージェントを利用する際に、一般的にはスキルシートの提出を行います。スキルシートには自分が今まで携わってきたスキルや現場の内容を網羅しましょう。
スキルシートの記載が雑でしたり、参画した現場の業務内容が不明瞭だったりすると、クライアント側からの印象が悪くなってしまいます。そうなると、案件獲得が遠ざかってしまうので、できるだけ具体的に、かつ簡潔に記載することで案件の成約率を上げることができます。
クライアントとしては顔も知らない人の審査をするので、スキルシートを見て判断せざるを得ません。誤字・脱字や言い回しなどは細心の注意を払いましょう。
最後に
事実として、フリーランスエージェントを利用しているフリーランスエンジニアの方はたくさんいます。これを機にぜひフリーランスエージェントを利用してみてください。
また、フリーランスエージェントだけでは心配な方は、エージェント経由で参画した現場でのコミュニケーション次第では、人脈を作ることもできます。まずはフリーランスエージェントを利用し、早々にフリーランスという働き方に慣れておくことで、今後のキャリアの視野も開けてくるでしょう。
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