【徹底解説】複数のフリーランスエージェントを利用した方が良い理由

多くのフリーランスエンジニアは、フリーランスエージェントを利用して案件を獲得します。

フリーランスエージェントを利用する際は、複数のフリーランスエージェントを利用することをオススメします。

「一つのフリーランスエージェントしか利用したことがない」あるいは「一つのフリーランスエージェントとしか取引をしていない」といった方は、損をしている可能性が高いです。

その理由は、本当に自分に合ったフリーランスエージェントなのかが分からないからです。

ですので本記事では、「複数のフリーランスエージェントを利用した方が良い理由」を詳しく解説していきます。

フリーランスエンジニアとして活動するにあたり、今後のキャリアを左右する内容でもありますので是非参考にしてみてください。

複数のフリーランスエージェントを利用するメリット・デメリット

冒頭でも話した通り、フリーランスエージェントは複数のサービスを利用した方が賢いと考えています。

ここでは、複数のフリーランスエージェントを利用するメリットをご紹介します。ただし、複数のフリーランスエージェントを利用することは良いことばかりではありませんので、デメリットも併せて解説します。

複数のフリーランスエージェントを利用するメリット

複数のフリーランスエージェントを利用するメリットは下記の通りです。

  • 案件の選択の幅が広がる
  • 営業担当者を選べる
  • 人脈拡大のチャンスがある
  • 自分の希望に沿った案件に参画しやすい
  • エージェントごとにサービスの内容を比較できる

上記について詳しく解説していきます。

メリット①案件の選択の幅が広がる

とてもシンプルですが、フリーランスエージェントにはそれぞれ提携している企業があり、保有している案件も異なります。

よって、「A社では保有していない案件をB社では保有している」ということが当然あります。

つまり、複数のフリーランスエージェントを利用することで、案件選択の幅が広がり自分の希望の案件を見つけやすくなります。

メリット②営業担当者を選べる

案件を探したり獲得したりする際は、フリーランスエージェントとのやり取りも頻繁になります。

当然、対人関係は避けて通れません。ですので、営業担当者との相性も重要となります。

営業担当者との相性が良い方が、お互いに希望や条件をより詳細に詰めることができるので、案件獲得へ向け良質なコミュニケーションを取ることができます。

どんなに大手のフリーランスエージェントでも相性の合わない営業担当者がいることはありますし、反対にマイナーなフリーランスエージェントでも優秀な営業担当者がいる場合もあります。

営業担当者の選定ができることは、複数のフリーランスエージェントを利用することのメリットとして挙げられます。

メリット③人脈拡大のチャンスがある

フリーランスエージェントによっては、フリーランス向けセミナーや交流会を開催していることもあります。

複数のフリーランスエージェントを利用することで、そのような交流の場を増やすことができ、より優秀なエンジニアや営業担当者と繋がることができます。

参画中の案件や現状に満足できていない方は、積極的にセミナーや交流会に参加することで新たな発見を得られる良い機会となります。

メリット④自分の希望に沿った案件に参画しやすい

各フリーランスエージェントによって、保有している案件の特徴があります。

例えば「在宅案件がメインのフリーランスエージェント」「常駐型の案件がメインのフリーランスエージェント」のように謳い、保有している案件の特徴を活かしてフリーランスエンジニアを募集しているエージェントもあります。

複数のフリーランスエージェントに登録することで、「そのフリーランスエージェントが保有している案件の特徴は、自分の希望とマッチするか」を見定められるメリットがあります。

メリット⑤エージェントごとにサービスの内容を比較できる

フリーランスエージェントのサービス内容は、フリーランスエンジニアに案件を紹介するだけでなく、福利厚生や相談業務、スキルシートの添削、保険などといった様々なサービスがあります。

例えば、弊社が運営するフリーランスライフパートナーズにも様々なサービスがありますが、その中でも「自動付帯で賠償責任保険を利用できるので、フリーランスエンジニアとして働くにあたり安心できるサービス」のように、それぞれのフリーランスエージェントには強みのサービスがあります。

もちろん、フリーランスエージェントによってサービス内容は異なります。

ですので、複数のフリーランスエージェントを利用することで、自分にとって需要のあるサービスを展開しているエージェントを選択できたり、他のサービスと比較できるといったメリットがあります。

複数のフリーランスエージェントを利用するデメリット

複数のフリーランスエージェントを利用する際のデメリットは主に下記の通りです。

  • 連絡の手間が増える
  • 案件紹介のメールやチャットがたくさん届く
  • スキルシートの作り直しの可能性がある

上記について詳しく解説していきます。

デメリット①連絡の手間が増える

複数のフリーランスエージェントを利用するということは、その分コミュニケーションを取る営業担当者も増えるということになります。

営業担当者とやり取りするのは基本的に業務後になると思いますが、自分が忙しかったり、リラックスしている時間帯に連絡が来たりすると、鬱陶しく感じることもあるでしょう。

ですので、予め自分の都合のつきやすい時間帯などを営業担当者に伝えておくと良いです。

基本的に営業担当者も連絡してくれる時間帯などは配慮をしてくれていますので、その点は理解しておきましょう。

メリット②案件紹介のメールやチャットがたくさん届く

基本的にフリーランスエージェントに自分の希望条件を伝えると、案件紹介が始まります。

エージェントによっては、希望に近い案件を積極的に紹介してくれるが故に、大量のメールが送られてくるといったこともあります。

そうなると、自分にとって本当に重要なメールが埋もれてしまったりする可能性もありますので、案件紹介用メールアドレスを作成するなどといった対策をしておくと、メールを整理しやすくなります

デメリット③スキルシートの作り直しの可能性がある

フリーランスエージェントによっては、自社で決まったスキルシートのフォーマットを利用していることもあります。

ですので、フリーランスエンジニアはそのフォーマットに併せたスキルシートを作成し、フリーランスエージェント毎にスキルシートの更新を行なっていく必要があります

どのスキルシートでも、基本的に記載する内容はほとんど変わりませんが、そのフォーマットに合わせた記載をする必要がありますので、その点は少し面倒に感じることもあるかもしれません。

良いフリーランスエージェントの見極め方

複数のフリーランスエージェントを利用することのメリット・デメリットを理解した上で、良いフリーランスエージェントの見極め方について解説していきます。

複数のフリーランスエージェントを利用し、最終的にはどのフリーランスエージェントを利用するべきかを判断する際の参考にしてください。

将来を想定した案件を紹介してくれるか

特に重要なポイントです。

フリーランスエージェントが収益を得るためには、フリーランスエンジニアが自社で紹介した案件に参画する必要があります。

また、フリーランスエンジニアの受注金額の1〜2割程度がフリーランスエージェントの利益となります。

フリーランスエージェントの営業担当者の中には、フリーランスエンジニアを案件に参画させることだけを考え、そのエンジニアのキャリアアップのことは全く考えていない営業担当者もいます

ですので、その営業担当者が「自分のキャリアや相談に親身になって話をしてくれるか」はフリーランスエージェントを見極めるにあたり、重要なポイントとなります。

何も考えず、営業担当者の言われるがままに案件に参画していくと、想像した未来とは違うキャリアになってしまう可能性があります。

自分でもしっかりと将来のキャリアを考えた上で、親身に相談を聞いていてくれるエージェントに相談し、キャリア形成をしていきましょう。

営業担当者の対応が機械的ではないか

フリーランスエージェントによっては、社内の営業マニュアルに従って、マニュアル通りの進行をするものもあります。また、それは同じフリーランスエージェントでもマニュアル通りの機械的な進行をする営業担当者と、そうでない営業担当者がいます。

マニュアルに従うこと自体は決して悪いことではありませんが、フリーランスエンジニアにもそれぞれのキャリアや事情、考え方がありますので、臨機応変に対応してくれるフリーランスエージェント、または営業担当者を利用することをオススメします。

その理由としては、マニュアルを遵守している営業担当者はイレギュラー対応が苦手な場合が多いからです。

万が一フリーランスエンジニアにイレギュラーな事態が発生しても、柔軟に対応してくれるフリーランスエージェントであれば、きっと助けてくれるでしょう。

営業担当者のコミュニケーション能力はどうか

これはフリーランスエージェントというよりは、営業担当者に限定されます。

営業担当者のコミュニケーション能力は、フリーランスエンジニアの希望を引き出すだけでなく、クライアントとの交渉にも影響します。

クライアントとの交渉の機会は、案件参画や単価交渉、継続の有無などがあります。どれもフリーランスエンジニアにとって重要なフェーズですが、それらの交渉はある意味、営業担当者にかかっているとも言えます。

コミュニケーション能力の高い営業担当者であれば、案件探しもスムーズに行うことができ、フリーランスエンジニアにとって最善の選択に導いてくれることが期待できます。

フリーランスエージェントを登録した際には、営業担当者との面談をすることが多くあります。その時点でコミュニケーション能力の高い営業担当者なのかを見極める必要があります。

スキルシートを適切に扱うか

当然のことですが、スキルシートに偽りの情報を記載してはいけません。

ですが、フリーランスエージェントや営業担当者によっては、より良い条件で案件に参画できるようにスキルシートに偽りの情報を記載している場合があるのも事実です。

スキルシートをより良く見せたところで、業務を行うと本当の実力がわかってしまいます。

クライアントが求めているスキルとあまりにもかけ離れていると、最悪の場合、契約終了途中退場になる可能性もありますので、スキルシートの改ざんを薦めてくるエージェントを利用することはオススメできません。

自分を守るためにも、適切な情報を記載したスキルシートで案件を紹介してくれるフリーランスエージェントを利用しましょう。

営業担当者との相性

フリーランスエンジニアと営業担当者は、お互い人間ですので「相性」があります。得意不得意や好き嫌いがあるのは致し方ありません。

フリーランスエージェントのサービス内容で比較することも大切ですが、「営業担当者との相性が良い」ということも、フリーランスエージェントを選ぶ上では重要なポイントです。

自分の悩みや疑問をしっかりと伝えることができ、それをきちんと理解してくれる営業担当者が良いです。

良い営業担当者と出会うためには、交流会などのイベントや、直接フリーランスエージェントに担当者の変更を依頼するなどのアクションを起こす必要があります。

そのような営業担当者に出会うことができれば、その後のキャリアにも良い影響を与えてくれるでしょう。

最後に

繰り返しになりますが、複数のフリーランスエージェントを利用することで、自分が希望するキャリアへと近づくことができます。

また、複数のフリーランスエージェントで様々な案件に触れることで自分の視野も広くなります。フリーランスとして働く以上は広い視野を持つ必要がありますので、是非色んなフリーランスエージェントを利用してみてください。

下記の記事では、「フリーランスエージェントの比較方法」を具体的に解説していますので、実際に複数のフリーランスエージェントに登録した際には、こちらも是非参考にしてください。

【プロが教える】フリーランスエージェントの比較方法
【プロが教える】フリーランスエージェントの比較方法

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本記事では、「複数のフリーランスエージェントを利用すると良い」というテーマでお話ししてきましたので、是非、フリーランスライフパートナーズのサービスも参考にしていただけると嬉しいです。

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