【本音暴露】フリーランスのベテランエンジニアが自身の年齢について思うこと

フリーランスエンジニアと聞くと、20〜30代の人が多いイメージがありますよね。反対に、40歳以上でフリーランスエンジニアとして活動することは難しいというイメージもあると思います。ですが、40歳以上でもフリーランスエンジニアとして活躍することは不可能ではありません。実際に40歳以上でフリーランスエンジニアとして活躍している方もいます

本記事では、40代でフリーランスエンジニアとしてご活躍されている松浦さんに「自身の年齢について思うこと」というテーマでお話を伺いました!フリーランスエンジニアとして年齢に不安を感じている方、必見の内容となっておりますので、是非最後まで読んでください!

松浦さんのプロフィール

現在はアプリケーションエンジニアとして活躍中。
会社員として上場IT企業に6年間勤務した後、フリーランスエンジニアに転身。フリーランスとして現在16年目。
20代でご結婚され、現在は2人のお子様がいます。
体を動かすことが大好きで、日頃から仕事が終わった後にスポーツクラブで汗を流すことで頭の疲れを解消している。

年齢による案件の変化

ー 本日はお忙しいところお時間を作っていただきありがとうございます!よろしくお願いします!

松浦さん よろしくお願いします!

早速ですが、実際に案件に参画する際に、ご年齢が関係された案件などはありましたか?

松浦さん 私の経験では今のところありませんでした。ただ実際に、40代や50代の方は、案件の条件などで大きく変化があるというのはよく耳にします。まず40〜50代になると、案件の参画条件に年齢制限があるものがありますので、参画できる案件が変わってきます。実際に「年齢条件20〜30代まで」といった案件には、おそらく私は参画できないと思います。ですが、そのような案件はやはり若い方向けの案件ですので、私個人の意見としてはベテランエンジニアの方が参画するには適していないと感じています。

フリーランスのベテランエンジニアに求められるスキル

ー 今後、40〜50代のベテランエンジニアの方がフリーランスとして活躍するためにはどのようなスキルが必要だと思いますか?

松浦さん

私は業務系のエンジニアですので、業務知識を身に付けることですね。業務知識があれば、新しい現場に参画した場合においても、上流工程で即戦力となり単金アップも期待できますからね。

もう1つはリーダ経験をすることですね。リーダー経験を経て、業務やプロジェクトの推進ができるようになることで、フリーランスエンジニアとしての価値はかなり上がるのではないかと感じています。スキルアップと聞くと、プログラミングなどのIT技術の習得などがイメージされがちですよね。

技術的なスキルを持つことはもちろん大切なのですが、言ってしまえばその技術が得意な方はたくさんいます。その中でもリーダー経験があり、統率力推進力の高いエンジニアは、企業にとって非常に価値のある存在だと認識してもらうことができます。

ー 企業にとってリーダー経験のあるエンジニアは重宝されるのですね。

松浦さん そうですね。やはりプロジェクトを遂行する上では、ほとんどの場合「納品」というゴールがあります。そのゴールに向かい「どのようにプロジェクトを成功させるか」「どのようにチームをまとめあげることができるか」の考える力を、ベテランエンジニアに求められていることだと思います。具体的にはプロジェクトの方針決めや、業務の効率化のために個人の能力を見定めた上で、チームのメンバーにそれぞれ仕事をどのように分担させるかといった力ですね。

フリーランスのベテランエンジニアが活躍するために

ー これからフリーランスを目指すベテランエンジニアの方に向けてアドバイスをお願いします!

松浦さん フリーランスとして長く活躍し続けていきたいのであれば、長期で案件に携わる事です。案件に長く携わるためには「人が嫌がるような業務を率先して行うこと」や、「チームのメインとなる機能に率先して携わり業務知識を習得する」ことで「この仕事はこの人にお願いすれば大丈夫!」と発注者側に思ってもらわなくてはなりません。

また、長期で案件に携わることはスキルシートの見栄えも良くします。長期案件に参画した事実があることで、次の現場に行ったときにも信頼を勝ち取りやすくなります。スキルシートの見栄えが良くなる事で単価アップの交渉も容易にできると思います。

ですので、フリーランスエンジニアとして長く活躍したいと考えるのであれば、クライアントからの信頼を得るために、業務知識を身に付けたり、業務を推進する力、いわゆるリーダー経験が大切なんだと思います。

私の経験上、信頼を稼ぎ続けた結果、単金が一気に20万円ほど上がったこともありました(笑)

ー 一気に20万円ですか!?相当クライアントからの信頼が厚かったのですね!

松浦さん ですので、初めのうちは単金や条件面で欲張らず、クライアントの信頼を稼ぐことに重心を置くことが大切です。私が思うに、クライアントからの信頼が厚いエンジニアになることは、長くフリーランスエンジニアとして活躍するために最も重要なことだと考えています。

信頼を得らることができれば、「松浦さん空いてない?」といった形でクライアントから直接声を掛けられることもあります。

ー 市場価値の高いフリーランスになるためには「リーダー経験」や「クライアントの信頼」を勝ち取ることが重要なのですね!フリーランスと言えば、業務以外にもやることは結構ありますよね・・・

松浦さん そうですね。業務以外でやることと言えば、やはり税金関係は意識しなければなりませんね。これはどの年齢にも該当する事かと思いますが、フリーランスエンジニアとして活動を始めて間もないうちは、どんな支払いでも領収証を残しておくと良いです(笑)確定申告の手続きの仕方経費の種類などは、会社員時代にはあまり意識しないことだと思います。

様々な手続きがあるとはいえ、第一優先はフリーランスとしての業務を確実に遂行することですので、仕事を疎かにするわけにはいきません。ですので、一旦支払いに関する領収証を保管しておき、業務に慣れてきたら、確定申告や社会保険に関する知識を身につけていくのが良いと思います。税金に関する手続きに慣れないうちは、その手続きを税理士の先生に任せる事も一つの選択肢だと思います。

ー 確かに自分で全てを行わずに、その分野の得意な人に任せてしまうのも一つの手ですね!

松浦さん そうですね!時には人に頼ることも重要だと思います。フリーランスだからといって全て自分で抱え込まないでください。信頼できる人に相談したりすると早期解決や新たな知識もついたりするので、人に頼ることは決して甘えではありません。家族や友人とリラックスする時間を取ることも重要です。仕事とプライベートのメリハリをつけないと、いずれパンクしてしまいますからね(笑)

ー 大変参考になりました!本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!

松浦さん ありがとうございました!

松浦さん、この度は、貴重なお話を聞かせていただき本当にありがとうございました!今回のインタビューを踏まえて、フリーランスのベテランエンジニアに必要なスキルは「業務知識」「リーダー経験」ということがわかりました。また、長くフリーランスエンジニアとして活躍するためには、クライアントからの信頼が必要不可欠だという事もお分かりいただけたかと思います。

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