案件探しはフリーランスエージェントを使うと簡単!| 案件獲得までのステップや選び方を徹底解説

IT業界において、フリーランスエンジニアという働き方はかなり浸透してきました。フリーランスエンジニアは「収入が良い」「自由な働き方」という夢のある働き方だと言えます。一方で「案件獲得が大変」というネガティブなイメージもあります。案件獲得に困らないのであれば、フリーランスエンジニアを志したい方も増えるのではないでしょうか?

結論、フリーランスエンジニアの案件獲得はフリーランスエージェントを使うとグッと簡単になります。本記事では、フリーランスエージェントを使うとなぜ案件獲得が簡単になるのか、案件獲得までのステップや選び方を徹底解説いたします!

「フリーランスエンジニアは案件獲得が大変そう」
「フリーランスエンジニアになりたいけど案件の獲得方法がわからない!」

そんなイメージをお持ちの方に必見の内容ですのでぜひ最後まで読んでみてください。

フリーランスエージェントとは

フリーランスエージェントとは、フリーランスで働いているワーカーと企業の間に入り、双方が案件の受発注をスムーズに行えるよう仲介するサービスのことです。

実際には、希望案件の紹介や、企業との面談のサポートだけでなく、契約の締結の事務手続きの代行、キャリアカウンセリングなど様々なサービスがあります。取り扱っている案件は、エンジニア、デザイナー、ディレクターなどIT系の案件が多く、週3〜5日程度企業に常駐する案件やリモートで行える案件など種類も様々です。

エンジニアをはじめ、フリーランスで働いている人にとって、フリーランスエージェントは、安定して仕事をしていくために非常に有効なサービスといえます。

フリーランスエージェントのメリットとデメリット

それではフリーランスエージェントにはどのようなメリットデメリットがあるのかご紹介します。

フリーランスエージェントのメリット

フリーランスエージェントのメリットは下記の通りです。

  • 自分で営業をする手間が省け、安定して仕事を受注できる
  • 仕事選びの幅が広がる
  • 単価が高い案件を受注できる
  • 市場のトレンドも踏まえた上でキャリアプランの相談ができる
  • フリーランスエンジニア向けの福利厚生を受けられる

順番に解説します。

1.自分で営業をする手間が省け、安定して仕事を受注できる

フリーランスで働くエンジニアが毎月安定して報酬を得ていくためには、継続して仕事を獲得しなければなりません。しかし、仕事と営業を同時にこなしていくのは結構大変です。営業に時間を割かれますし、仕事を獲得できる保障もありません。

フリーランスエージェントを利用することで、営業をする手間が省け、案件に集中できます。また、1つの案件が完了した後に次の案件が見つかるまでのリードタイムが少なくなり、仕事が途切れにくくなります。不安定といわれるフリーランスにとって、安定的に仕事を受けられるようになるのは大きなメリットといえます。

2.仕事選びの幅が広がる

フリーランスエージェントを利用することで、個人では契約が厳しい、大手企業の案件なども受注できます。エージェントごとに強い職種、業界がありますので複数のエージェントに登録して希望に合った案件を受注するのがおすすめです。

3.単価が高い案件を受注できる

フリーランスが収入を上げていくためには、単価が高い案件を受けることが大切です。フリーランスとしての実績や経験が豊富な人は個人でも仕事の獲得ができます。しかし独立したばかりでは、なかなか案件を獲得できないことが多いです。

その場合、エージェントに依頼をすることで、個人では獲得が困難な高単価な案件や大手企業の案件を獲得できます。エージェントでは、希望の報酬に併せて単価の交渉も行ってくれますので、報酬が20〜30万円上がるケースも少なくありません。

4.市場のトレンドも踏まえた上でキャリアプランの相談ができる

エージェントでは、キャリアプランの相談もできます。その際、業界のトレンドや、今後伸びていく市場などを踏まえた上でのアドバイスを受けられます。

またスキルアップセミナーの情報やフリーランスの方がキャリア面での心配がなくなるようなサポートをしてくれます。

5.フリーランス向けの福利厚生を受けられる

フリーランスは企業に属していないため、基本的に福利厚生は受けられません。しかし、エージェントを経由することで正社員と近い福利厚生を受けられるケースがあります。エージェントによって変わってきますが、健康診断、ホテルや、ジムの優待、その他クラウド会計ソフトの割引や交流会勉強会に参加できたりもします。

フリーランスエージェントのデメリット

次にフリーランスエージェントのデメリットについても触れていきます。

デメリットは下記の通りです。

  • マージン(手数料)が発生する
  • 自由度が低くなる場合がある
  • エージェントによって受注できる案件が異なる

こちらも順番に解説していきます。

1.マージン(手数料)が発生する

フリーランスエージェントでは、営業や契約手続きを代行してくれる分、マージン(仲介手数料)が発生します。相場は20〜30%が多く、10%のエージェントもあります。

自分で営業を行い仕事を獲得する手間やかかる時間を考えると逆にメリットとなる可能性もあるので、まずは相談だけしてから決めるのも大切です。

また、エージェントでは単価交渉も行いますので、エージェントに依頼したことで結果的に報酬が高くなったケースもあります。

2.自由度が低くなる場合がある

フリーランスには、好きな時に好きな場所で働けるというイメージがついていますが、エージェントが取り扱っている案件によっては、常駐型という形で発注元の企業に出社して働く案件や稼働日数が週5日の案件もあります。

好きな時に好きな場所でというイメージと比べると自由度が少し低く感じるかもしれません。

案件にももちろんよるので、エージェントと相談をしてみましょう。

3.エージェントによって受注できる案件が異なる

前述したように、フリーランスエージェントはエージェントによって取り扱っている案件が異なります。エンジニア業界に強みを持っているエージェントや、在宅勤務や稼働日数など働き方に強みを持っているエージェントもいます。

また対応の仕方もエージェントによって変わってきます。営業や条件交渉もエージェントが代行してくれますので、最終的にはエージェントの力に左右される場合が多いです。

そのため、あらかじめ自分の希望を明確にしておき、希望を伝えることはもちろんですが、自分の希望を叶えてくれるエージェントを探すことが大切です。

フリーランスエージェントを使えば案件獲得は簡単!

フリーランスエンジニアの案件獲得はフリーランスエージェントを使えば、比較的簡単に行うことができます。

フリーランスエージェントのメリットは、案件を変えたいときや契約が終了する前に、自分のスキルに見合った案件や、希望に沿った案件を紹介してくれることです。

ただ、公開されている案件にはクライアントのタイミングもあるため、案件が見つかりづらい時もあります。しかしフリーランスエージェントでは個人では受注できない案件を持っていたりなど、多数の案件を持っています。その人に合った最適な案件を紹介してくれますので、案件が滞ることはなかなかないです。

フリーランスエージェントを利用することで、個人のキャリアやスキル、業界のトレンドなどを踏まえて客観的にアドバイスしてくれるため、スムーズに案件獲得ができます。

フリーランスエージェントの注意点

フリーランスエージェントにはいくつかのデメリットがありますが、その分多くのメリットがあり、案件獲得も簡単になることがわかりました。

それでは次に、フリーランスエージェントを利用する際の注意点についても解説していきます。

収入面や働き方など自分の希望をきちんと伝えましょう

エージェントでは、数多くの案件を取り扱っていますので、収入や、常駐か在宅勤務かなどの働き方、週何日の稼働か、など自分の希望はきちんと伝えましょう。希望を伝えられないことで、いざ紹介してもらった案件が希望と異なるなんてことも少なくありません。

また、報酬の話をするときは、現在の会社の給料や年収をベースに話をするのではなく、希望する収入をベースに話をすることが大切です。そうすることで紹介される案件が、過去の年収に囚われることなく、希望に近いものになります。

エージェントが扱っている案件のエリアの確認をしましょう

エージェントが扱っている案件は都市部に集中している場合があります。常駐型の仕事も多くあるため、首都圏から離れて暮らしている人にとっては、働きづらいかもしれません。

ですから、エージェントが取り扱っている案件のエリアを確認して、現実的に自分の住んでいる地域から通いやすいかどうかを確認する必要もあります。

案件獲得までのステップ

実際にフリーランスエージェントを利用し、案件獲得に至るまでにはどのようなステップがあるか解説していきます。

案件までには下記のような3ステップがあります。

  1. フリーランスエージェントに登録する
  2. エージェント担当者と電話ヒアリングをする
  3. 案件に応募する

順に説明していきます。

1. フリーランスエージェントに登録する

まずはフリーランスエージェントに登録をします。登録の際にはスキルシートも用意しておくとエージェント側がスキルを把握しやすく、案件紹介の話がスムーズに進みます。

2. エージェント担当者とヒアリングをする

フリーランスエージェントにもよりますが、電話やWEBで希望の条件のヒアリングを行います。ここではより具体的に自分の希望を伝えることで、自分の希望に沿った案件を紹介してくれますので、希望条件の用意もしておくと良いです。反対にNG項目があれば、それもきちんと伝えましょう。

3. 案件に応募する

その後は案件紹介が始まりますので、気に入った案件があればどんどん応募します。

応募をすると、まずはスキルシートの審査があります。そこでスキル面で問題なければ面談に進み、面談でも問題がなければ、晴れて案件獲得になります。

このようにフリーランスエージェントを活用して案件を獲得することは決して難しくはありません。内容と、実際の内容が異なっていることが稀にあります。ですから、面談の場でも実際に稼働する場所やプロダクトを細かく聞きましょう。

当初説明されていた内容と異なった内容のまま仕事をすると、仕事のパフォーマンスにも影響し兼ねないので、案件の詳細に関することは事前にクリアにしておく必要があります。また、そのような事態になると自分にも不満が残りますので、お互いに気持ちよく仕事をするためには、再三再度、確認することをお勧めします。

経験が浅くてもフリーランスエージェントは利用できる

フリーランスエージェントを利用したことがない人の中には、実務経験に不安を持っている人も少なくないと思います。

たしかに、実務経験が未経験から半年くらいの方は案件を紹介してもらうのが難しいと思います。ですが、実務経験が1年以上ある方であれば、案件獲得はそれほど難しくないです。ですからまずは何かしらの形で実務経験を積むことをお勧めします。

フリーランスエージェントは案件紹介だけではない

フリーランスエージェントは案件紹介以外には、実際にどのようなサポートをしてくれるのでしょうか。サポート内容はエージェントによって様々ですが、案件紹介以外には、スキルシートの添削や、キャリア相談などをしてくれるサービスもあります。中には、案件参画までのフローを明示化してくれたり、フリーランスエンジニアとしての心構えや契約面をしっかり教えてくれる親切なフリーランスエージェントもあります。

案件紹介だけでなく、スキルシートの魅せ方や今後のキャリアについてのアドバイスや指摘をしてくれるのは、フリーランスで案件探しにまだ慣れていない方にとってはとても心強いでしょう。また、フリーランスエンジニアになる前に「自分のスキルでフリーランスエンジニアになれるか」という相談にも乗ってくれるエージェントもいますので、フリーランスエンジニアになれるか不安な方は、一度フリーランスエージェントに相談してみると良いです。

手数料(中間マージン)は勿体無い?

フリーランスエージェントを利用したことがない人の中には手数料が勿体ないと考える方もいるでしょう。実際には、勿体ないということはありません。自分で企業に直接営業をかけることは非常に大変ですが、フリーランスエージェントではプロの営業マンが営業を代行してくれます。そこの費用対効果を考えたときに、手数料は全く気になりません。

前述しましたが、案件にはタイミングがあります。直接営業をした時に必ずしもそのクライアントが自分が持っているスキルを必要としているとは限りませんので、自分で直接営業を行うのはあまり効率的ではありません。

ただ、自分の営業力に自信があり、尚且つ自分の納得のいく条件で案件を獲得できるのであれば、直接営業もトライする価値はあります。

フリーランスエージェントの選び方

世の中にたくさんのフリーランスエージェントがある中で、どのような点を意識してフリーランスエージェントを選んでいったらいいでしょうか。フリーランスエージェントはあくまで案件獲得のサポートをしてくれるサービスですから、最終的には自分が納得のいく案件に参画できるエージェントを選ぶことが大切です。

それ以外では、営業担当の方との相性も大事です。フリーランスエージェントも人間ですから、相性の良し悪しは当然あります。自分が相談しやすい方だったり、的確なアドバイスをしてくれる方だと案件探しもスムーズに進みます。また前述したように、各エージェントで案件紹介以外のサービス内容が変わってきます。その中で自分が気に入ったサービスがあれば、そこで選ぶのもお勧めです。

これからフリーランスエンジニアを目指す方へ

フリーランスエンジニアで検索すると、プラスのイメージとマイナスのイメージの記事があります。基本的には人の感じ方によって様々です。1、2年の実務経験を積んでいれば、大半の方はフリーランスエンジニアになることができます。そこで自分がどのように感じるかで今後のキャリアを考えるのが良いでしょう。

フリーランスエンジニアとしてうまくいっているのであれば続ければ良いですし、なかなかうまくいかないのであれば、そこから会社員に戻ることもできます。また、経験の浅い方はとにかく実務経験を積むことが最優先です。経験を積んだら情報収集も必要ですが、思い切ってフリーランスエンジニアの世界に飛び込んでみるのが良いと思います。少しでもフリーランスエンジニアに興味があるのであれば、何らかのアクションを起こしましょう!

フリーランスエンジニアの多くの方が、案件獲得をする際にフリーランスエージェントを利用しています。弊社では、現役フリーランスエンジニアとして活躍しているスタッフが、スキルシートの添削やキャリア相談など、あなたのフリーランスライフを支える「フリーランスライフパートナーズ」というエージェントサービスを運営しています。

「これからフリーランスエンジニアを目指したい方」「フリーランスエンジニアとして今後のキャリアをもっと良くしたい方」はぜひお気軽にご相談ください!

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